価格の違いはここにあり!失敗しないステンレスピンチハンガーの選び方

ランドリー
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プラスチック製のピンチハンガーは、紫外線でボロボロになってしまい、ザラザラとしたプラスチックの粉を発生させてしまいます。

これらは「マイクロプラスチック」と呼ばれ、発生してしまうと回収はほぼ不可能であり、さらに自然に分解されるには非常に困難なものです。

マイクロプラスチックを発生させないピンチハンガーというと、金属製のものがあります。中でもお勧めしたいのがオールステンレス製のピンチハンガーです。

この記事では、オールステンレスのピンチハンガーのメリットと、実際に使ってみて感じた価格の違いについてまとめました。

オールステンレスピンチハンガーのメリット

サビに強く、屋外でも安心して使える

ステンレスはその名の通り「錆びにくい」素材です。
洗濯物を外で干すのであれば、スチール製よりも安心して屋外で使用できます。

もちろんプラスチックのように紫外線で劣化することもないので、長く使い続けることもできます。

オールステンレスならマイクロプラ発生はゼロ!

スチール製やアルミ製のピンチハンガーは、洗濯ばさみの部分や竿に引っ掛けるフックの部分などがプラスチックのものが多くあります。
我が家でも以前、アルミのフレームとプラスチックの洗濯バサミやジョイントでできたピンチハンガーを使っていましたが、見事にプラスチックの部分がボロボロになってしまい、使い物にならなくなってしまいました。

反対にデメリットは、価格がやや高めであることでしょう。

これらのデメリットを軽減するには、「自身のライフスタイルに合ったものを選ぶこと」だと思います。

価格の違いはどこに出る?

オールステンレスのピンチハンガーの価格を調べてみると、同じサイズであっても倍以上の価格差がある商品もあります。

実際に我が家で安い物・高い物を使ってみて、素人目でもわかったのが「ステンレスの幅の太さ」でした。

ではステンレスの幅の太さが違うと、使い勝手にどういった差が出てくるのでしょうか。

重い洗濯物に耐えられるかどうか

安かった方、つまりステンレスの幅が細めのピンチハンガーは、夫の厚手のジーンズを干したときに洗濯物が落ちてしまいました。

値段が高かった幅が太めのピンチハンガーでは、風が強くてピンチハンガーがぶんぶん揺れる日であっても、洗濯物が飛ばされることはないです。

洗濯バサミの使いやすさ

ステンレス幅の影響は、洗濯バサミを開くときにも違いがありました。

細い方は左右に力がぶれてしまうことがあるのですが、太い方は安定していて洗濯バサミが開きやすいと感じました。

些細なことではありますが、洗濯物が多い家庭では、こういったプチストレスは無いにこしたことはありません。

「大木製作所」のピンチハンガーはここが優秀

ステンレスピンチハンガーで有名なのが「大木製作所」の製品。

上記の比較も、大木製作所の製品と他社製品(価格は1/3程度)によるものです。

価格はお高めではありますが、しっかりとした造りと安定感があり、長く使い続けるのであれば一押しの製品です。

フック部分にはゴムがついているので、ステンレス製である竿に引っ掛ける際もカチカチと当たる音や、擦れる音が気になりません。

暮らしに合ったステンレスピンチハンガーの選び方

先に述べた価格による違いを踏まえると、一概に「安い物=悪い、高い物=良い」とも限りません。

洗濯の回数や量・重さを考えたときに、使いやすい物を選ぶのが良いと思います。

ただし、あまりに安い物は錆びやすかったり壊れやすい可能性がありますので、避けた方が無難です。

1人暮らしで洗濯物が多くなかったり、重い物や大きい物はピンチハンガーではなく専用の物干しを利用している場合などは、安価なステンレスピンチハンガーでも充分でしょう。

2人以上で暮らしている場合は、洗濯物もそこそこ量があると思うので、干す際にストレスを感じないものにするのがオススメです。

子どもがいて、小さい衣類やハンカチなど小物も多い場合には、安価なものとそれなりの価格がするもの両方あってもいいと思います。

長く使うために気を付けたいポイント

ステンレスは錆びにくい素材であって、錆びない素材ではありません。

ステンレスが錆びてしまう原因に「もらい錆」があります。

もらい錆とはその名の通り、他の金属の錆が付着してしまうことです。古くなった洗濯バサミなど、バネの部分が錆びてることが多いかと思います。

すでに錆が発生した金属が触れたり、それらと一緒に水滴がつくことでもらい錆が発生してしまいます。

そんなもらい錆の予防策には、以下の方法があります。

  • 濡れたら乾いた布で拭くなど、水滴を付けたままにしない
  • 使い終わったら室内で保管する

紫外線で劣化しないから、外に出したまま濡れても自然乾燥・・・という扱いをしてしまうと、錆がついてしまう可能性があります。

ステンレスピンチハンガーの保管は屋内をオススメします。

まとめ

紫外線で劣化することのないステンレスピンチハンガー。

同じスペックでも価格に差があり、その違いは重い洗濯物にも耐えられるか、洗濯バサミの部分が使いやすいかに違いがあります。

ただ一概に安い物が悪いわけでもなく、ライフスタイルによっては安価なものでも充分な場合もあります。

せっかく買ったステンレスピンチハンガーは、使わないときは室内で保管し、ぜひ長く使ってください。

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